ケーク・サレ(塩ケーキ)のこだわり
塩ケーキとは

塩ケーキの由来は、はっきりした定説はありません。どこの家庭にもある、あり合せの素材を組み合わせて作られたチーズを使ったパウンドケーキ型のケーキです。フランスの家庭ならどこの家でも作られていたのでしょう。それは昔からお婆ちゃんやママの家庭料理として代々受け継がれてきたものだと思われます。
その家庭料理であった塩ケーキが近年注目されるきっかけとなったのは、ある主婦が書いた塩ケーキのレシピを紹介した本でした。その本は、たちまち人気を集め、ベストセラー街道を驀進します。そしてその本をきっかけに、様々な塩ケーキの紹介本が出版されるようになり、フランス中で大きく注目を集めることとなりました。
日本では「ケーキ」というと洋風の甘い生菓子を総称した言い方ですが、フランスでは「ケーク CAKE」とはフルーツケーキ(いわゆるパウンドケーキ)を指します。そのため、チーズを使ったこのケーキは、いつしか他のケーキと区別され、 cake salès(ケーク・サレ)と呼ばれるようになりました。直訳すると「塩ケーキ」です。

世界的な健康ブームの到来もあり、フランスでも女性が従来の生クリーム多用のケーキから敬遠傾向にあり、甘さを押さえたものへの移行から塩がキーワードになってきました。トレンドに敏感な、世界をリードするフランスの有名パテシェ達が甘さを控えたデザートを開発するようになり、それを裏付けるように、数年前に発表された塩キャラメルは大変な人気となります。そして瞬く間に日本でも受け入れられ定着しました。
私達がこだわっていること
私たちの作るケーク・サレ(塩ケーク)に欠かせないもの、それがチーズです。塩ケーキの「塩」とは、ほとんどがチーズの塩分だと言っても差し支えありません。近年私たちの口にすることの出来るチーズは種類も豊富になり、今までのプロセスチーズとは違う、生のチーズが多くなり、私たちの生活に急速に浸透してきました。私たち日本人もようやく、チーズ本来の美味しさに芽生えてきたのです。チーズはもちろんそのまま食べても美味しいのですが、私たちが目指すのは、その美味しいチーズを使って、もっと美味しい、そして新しい食品ができないかということです。そこで出会ったのがこのケーク・サレ(塩ケーク)でした。
ケーク・サレ(塩ケーク)は、パウンドケーキの形状をしていますが、中身はチーズや野菜、生ハムといった本格的な食材を使った「食事用のケーキ」です。外見は軽く見えるかもしれませんが、中身はフランス料理のエッセンスがぎっしり詰まった、グルメ趣向の食品なのです。
フランスではオードブルや食事、パーティーと生活のあらゆる場面で食べられています。手軽に食べられるけど本格的な味、健康的な軽い食事だけど満足度が高い、そういう新しい食品がケーク・サレの目指す食事のスタイルです。
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素材についても特別な、手に入り難い物を使うのではなく、むしろ家庭で使える素材を使用しています。ただしその組み合わせにはフランス料理の知恵が詰まっています。ケーキといえどもこれはフランス料理です、と言う想いを是非ともお伝えしたいと思います。
安全で、誰でもが安心して食べていただきたい事を考え、現在1本1本を調理場で手作りしております。全てが手作業ですので、形はどれひとつ同じものはありませんし、大きさも一つ一つ微妙に違います。また、製造の過程で保存料などは一切使わない製品ですから、手を抜く事が出来ず、賞味期限はどうしても短くなってしまいます。
ケークを焼く、冷ます、味を仕上げる。
お買い求めいただけるケーク(塩ケーキ、甘いケーキ)は、このような焼き型でお作りしています。大きさは65(深さ)×90(横幅)×175(長さ)oです。決して特別な物ではなく、よくあるパウンドケーキの型です。
焼いている最中も焼きあがったばかりのケークもとても良い香りがします。当店は住宅街の中にありますので、時々その香りに誘われてお買い上げにおいでになるお客様もいらっしゃいます。当然、今焼いている焼き立てを、とのご注文をいただきます。しかしながら当店ではその焼き立てをお売りする事は出来ません。なぜならばまだ完成をしていないからです。当店のケークは焼いてから暫く生地を休ませます。生地を休ませる間に荒熱を取ることで、生地が落ち着き、中の具材との調和がとれて味が馴染んで来るのを待つためです。そうしてようやく完成した、“出来立て”のケークがお客様の手許にお届けできる様になります。













